今年度、受託事業として地域に暮らす皆さんと伊奈波の未来像を共有するWSを行い、その中で皆さんから「10年後の伊奈波がこんな風になっていたらいいな」のアイデアを出していただきました。

「ばったり会った人と、あのベンチでおしゃべりしようと向かえるベンチ」

「ユニークな名前がそれぞれに付いているベンチ」

「提灯でライトアップしたい」

「植物や、野菜を栽培できるベンチ」

など様々なアイデアが飛び出しました。

今回ベンチのデザインの担当をして下さるのは、岐阜町で事務所を構える「伊藤維建築設計事務所」の伊藤維さん。

WSを経て、１０月に地域の皆さんでベンチを作成いたしました。

木材は、天板部分は犬山市に本社を置かれる桑原木材さんより余剰木材を提供いただき、脚部分の丸太はご近所で解体された木造家屋の梁を再利用しています。

伊藤維建築設計事務所の伊藤さんはじめスタッフの方々、参道でカフェを営む方、近隣住民、行政の職員の方、寺の住職などで作業を行いました。
夜までの作業になり、町家をイメージさせる格子のデザインを施したり、個性豊かなベンチが4脚完成！

ベンチは、10/19に開催した「第6回ミライの参道まるけ」にて初お披露目をさせていただき、会場に設置し来場者の方の飲食スペースなどに使用しました。

ベンチは今後もブラッシュアップし、参道に試験的に設置するなどして活用をして行きたいと考えています。
現在、毎月15日に開催している善光寺大門まるけで活用をしています。

伊奈波で見かけられたらぜひ腰かけてみてください。